お知らせ

第57回技術ショート・セミナーは BACKUP & RECOVERY です

掲載日:2024/03/21

能登半島地震でわかりますように日本では自然災害は避けられません。
万一の災害に備えての対策は十分でしょうか?
今、一度見直したい BACKUP & RECOVERY について
くわしい対策や便利な方法までを解説致します。


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(第1部) ライブラリーの保管

 ・実行時でも強制保管するには
    SAVLIB LIB(MYLIB) DEV(TAP01) SAVACT(*LIB)

・スプールも漏れなくSAVEするには (OS Ver5.4~)
    SAVLIB LIB(MYLIB) DEV(TAP01) SPLFDTA(*ALL)

・QGPL, QUSRSYS, QUSRTEMP などもSAVE
自社独自で使用しているライブラリーも忘れずに保管
社内装置名はQUSRSYSに保管されている。

・SAVLIB *ALLUSR では頭Qから始まるライブラリーは保管されない。
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(第2部) IFS の保管

・ IFS は *SAVFファイルに保管する
    SAV DEV('/QSYS.LIB/MYLIB.LIB/SAVF.FILE') OBJ(('/MYDIR/*')) SAVACT(*YES)

  ・ TAPEに直接保管も可能
    SAV DEV('/QSYS.LIB/TAP01.DEVD') OBJ(('/MYDIR/*')) SAVACT(*YES)

(第3部) テープだけでは不十分

・テープ媒体は劣化する
数年で劣化して読めなくなる。

・テープ媒体はリリースによって変わる
    自社BACKUP TAPEが特約店で復元できなくなる。
16MB→8mm→DAT→DLT→LTO

・別のPCサーバーにバックアップ

    SAVUSRLIB, SAVUSRIFS : すべてのデータを漏れなく保管できる
                TAPEにも保管可能

SAVUSRLIB : https://www.as400-net.com/tools/608/
SAVUSRIFS : https://www.as400-net.com/tools/613/

(第4部) バックアップの方法

・タイム・スケジュール

WRKJOBSCDE *WEEKLY (ADDJOBSCDEで投入)

・装置の確認ジョブを投入
CD-ROM装置は定期的に動作させる必要あり
使わないと固まってしまう。

・DVD装置を検査する CHKOPTDEV

DVD光学読取り装置を検査する CHKOPTDEV

(第5部) UPS過信は禁物

・UPSはあくまでも瞬電対策
万全の停電対策ではない。
(2018年台風21号停電)

・1時間程度までの停電対策
それ以上は効果なし。停電と同じ。

(第6部) システム・バックアッブの必要

・導入媒体だけでは不十分
PTFや装置登録なし

・PTF適用済みのシステム・バックアップが必要

(第7部) 磁気ディスク対策

・ミラーリングは必須
電源をつけたままでディスク交換が可能。

・HDDよりSSDへ地震対策で移行
SSDは高価だがアクセス・アームが無いので地震対策
SSDはアクセス速度が速い。

(第8部) リカバリー

  ・RSTLIB コマンドの注意点
DB メンバー・オプション(MBROPT): *ALL
オブジェクト差異可能(ALWOBJDEF): *ALL

RSTLIB SAVLIB(MYLIB) DEV(TA01) MBROPT(*ALL) ALWOBJDIF(*ALL)

(第9部) クラウドの脆弱性

・インターネット障害
インターネット障害でVPNも停止の可能性あり
(2023年12月)
経験豊富なベンダーと契約が必要

・通信インフラの脆弱性

(第10部) その他の災害対策

・ハードウェア保守
IBMの保守が切れても第三者保守が可能(ベルデータ)

・災害対策機へホットスタンバイ

・TCP/IP回線を監視するMONTCPIP

TCP/IP回線を監視するMONTCPIP

・データ・ハウジング
UPS不要
耐震設備

(まとめ)

・毎日のバックアップ・コマンドを今一度見直す
SAVLIB LIB(*ALLUSR) だけでは不十分。

・テープだけでなくPCサーバーなど二重保管

・復元コマンドも注意


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セミナー開催日は

2024年4月4日(木) 14:00~14:30 定員 30名 オン・ラインセミナー 参加費無料

お申し込みはいますぐこちらからどうぞ。


※ IBM特約店、ソフトウェア開発会社、IBM社員の方の参加も歓迎致します。
※ 前回のセミナーでは参加ご希望が多かったために今回も定員を30名様までに拡張致しました。
※ 最近、競合他社からの参加希望が増えていますがこれは一般のお客さまのためのセミナーです。
競合他社の参加希望はご遠慮ください。(参加はお断りしています)