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データ転送が強化されました

掲載日:2024/04/22

今年の4月からIBM ACSからの移行を希望するお客さまが急増していますがこれを受けましてAutoWebのデータ転送機能も強化されました。

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先月3月まではスプールPDF化のご要望が多かったのですが
4月になってデータ転送問題によるACSからの移行のご希望の
Web会議が急増しております。
これはインターネットで「acs データ転送 文字化け」で検索すると
多くの記事がヒットするように今、ACSのデータ転送問題が
問題となっているからです。
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■ サーバー・サイドだけのデータ転送です

AutoWebではIBM ACS(=Access Client Solutions)の
データ転送記述ファイル(.DTFX)をIBM iのIFSに
配置すればクライアントPCには何も導入することなく
サーバー・イドだけでIBM iのデータを
ダウンロードおよびアップロードすることができます。

もちろんClientAccessやP-COMMのデータ転送も
AutoWebのサーバー・サイドのデータ転送に
移行することができます。

この度、お客さまの実情に合わせてお客さまのデータを
変更することなく移行できるように
AutoWebのデータ転送を強化致しました。
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■ DTFX 転送記述ファイルの誤りをカバー

・FDFFileの記述を補足

FDFFile=JYUMST のように拡張子が欠落している
記述であっても FDFFile=JYUMST.FDFX のように
拡張子 .FDFX を補填して解釈するようにしました。

・FDFXがない場合でもダウンロードが可能になりました

FDFXファイルがない場合でもダウンロードが可能になりました。
ただしアップロードの場合は FDFXファイルは必ず必要となります。

・CCSIDの誤りを自動補正します

DTFXファイルのCCSIDは1208であることが必要ですが
お客さまの環境による操作で正しいCCSIDで保存されてしまっている
場合があることが発見されましたので
実行の直前に正しいCCSIDであるか検査して誤っていれば
正しいCCSIDにファイルを変更する機能を追加しました。
これによって正しいCCSIDのファイルに自動変換されます。
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■ PCオーガナイザー(STRPCCMD)で転送記述ファイルを検査

サーバー・サイドのデータ転送はSTRPCCMDを使って例えば
次のようなコマンドで実行することができます。

STRPCCMD PCCMD('RTOPCB /ACS/JYUMST.DTFX') PAUSE(*NO)

つまりAutoWeb提供のRTOPCBやRFROMPCB がサーバー・サイドで
データ転送を実行致します。
このとき転送記述ファイルなどが見つからない等のエラーが
あればクライアントPC(=ブラウザ)上のエラー・メッセージが
表示されます。
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■ ACSのデータ転送問題を解決するのはAutoWebだけです

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今、インターネットでも話題になっているのは
ACS のデータ転送問題です。
これらの問題を解決して正しいデータ転送機能を提供できるのは
AutoWebだけです。
お客さまの事情に応じて製品の機能を強化できるのは
開発元であるからです。

データ転送問題の解決をお望みであればAutoWebをお選びください。
㈱オフィスクアトロであればお客さまの問題や疑問を
技術力で解決致します。
海外製品ではこのような問題は解決できません。
日本のIBMユーザーに寄り添って
お客さまの問題を㈱オフィスクアトロが解決致します。

IBM iの運営においてデータ転送は重要な課題です。
データ転送をさらに活用するために㈱オフィスクアトロでは
データ転送問題は技術ショート・セミナーでの解説も
予定しています。

AutiWebのデータ転送はくわしくはこちら

ACSからの移行のご相談は今すぐこちらからどうぞ。

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