サポート情報

Visual PANEL-WORKER のアーキテクチャー

掲載日:2023/11/13

ノーコード開発ツール : Visual PANEL-WORKER の
アーキテクチャーを先行してご紹介致します。

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ノーコード開発ツールは今、時代の流行の最先端です。
人手不足や技術継承の遅れからノーコードがもてはやされているのは
自然の成り行きです。
QUERYが多くのIBMユーザーに普及しているように画面処理プログラムも
QUERYと同じようにできれば素晴らしいとは思いませんか?

新製品のノーコード開発ツールの技術の一端をいち早く紹介します。
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■ i5/OS と同じインターフェース

何と画面インターフェースはDSPFではありません。

パネル・グループと呼ばれるI5/OSと同じインターフェースです。
ご存知の WRKOUTQ や WRKACTJOBと同じオブジェクトの
インターフェースです。
パネル・グループはDSPFに比べても圧倒的に素速いレスポンスとなります。
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・行・桁位置の指定はありません。

DSPFのような画面の行・桁位置の指定はありません。
むしろHTMLと同じタグ言語であり
OSが画面項目を適正に配置します。
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・画面サイズの制約もありません

24*80の画面サイズの制約は5250エミュレータの表示機能による
制約です。
パネル・グループには画面サイズの制約はありません。
(横幅は最大132桁までですが縦の制約はありません)
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■ オブジェクト指向でイベント駆動型

次期製品にはメイン・ルーチンはありません。

ノーコードですが代わりとなるメイン・ルーチンもありません。
実行キーや機能キーを押したとき(=イベント)に初めて呼び出される
プログラムをユーザーで自由に組み込むことができます。
これはJavaやMicrosoft系のVisualXXXと同じイベント駆動型であり
そのイベントは別のパネル・グループにも無修正で再利用することも
できます。
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つまりオブジェクト指向型の開発であり高品質の適用業務の開発を
期待することができます。
IBMは JavaやC#のリリースのはるか前からi5/OSの構築で
オブジェクト指向でイベント駆動型でi5/OSを構築していたのです。
今回はこのi5/OSと同じ手法のアプリケーションとなり
メイン・ルーチンの無いイベント駆動型のアプリケーションとなります。

■ ストアド・プロシージャーで高速アクセス

SQLはIBMによって生み出されたデータ・ベースのアクセスの手法です。
しかし大量データ・ベースのアクセスでは毎回アクセス・パスを
再作成するために事前の時間が余計にかかっていました。
そこでIBMは i5/OSのリリース・アップの都度にSQLのパフォーマンスの精度を
高めることに注力していました。
最後に完成させたのがODBCやJDBCのパフォーマンスの改善のために
生み出されたSQLストアド・プロシージャーです。

弊社の次期製品では省略時のイベント駆動のデータ・ベースの結合やアクセスは
このSQLストアド・プロシージャーによってSQLアーキテクチャーとしては
IBM i上最も高速で実行されます。
SQLのアクセス・パスを予め保存しておいて再利用する仕組みであり
待ち時間がほんどなく快適なパフォーマンスを得ることができます。
この結果としてQUERYよりもはるかに高速のレスポンスを得ることができます。

もちろんお客さまがストアド・プロシージャーを作成する必要はなく
内部で自動生成されますのでSQLの知識も不要です。

■ オブジェクト解析

パネル・グループはインターフェースとしてIBM i上で最も優れたパフォーマンスを
発揮するオブジェクトですがパネル・グループの属性などを取得できるAPIは
IBMによってもほとんど提供されていません。
このことが折角の高機能なパネル・グループの普及を阻害する要因になっていました。
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しかし㈱オフィスクアトロではこの優れたオブジェクトを生かすために
パネル・グループのオブジェクトそのものを直接読んで解析できるリバース・エンジニアリング技術を 開発致しました。
これによって不可能とされてきたパネル・グループの解析が
可能になり今回の製品化が可能になりました。
パネル・グループのオブジェクトのどんな項目も即時に読取ることが可能です。
オブジェクトを直接読んでいますのでパフォーマンスにも優れており
快適な操作を楽しんで頂くことができます。

■ 直接のWeb表示

前述でパネル・グループはHTMLと同じタグ言語であると
ご説明しましたようにパネル・グループはHTMLに高い親和性があります。
従ってこれまでのように5250スリームをHTMLに変換してWeb化するのではなく
直接、パネル・グループをHTMLに変換することができます。
つまり直接的なWeb運用が可能になります。

■ まとめ

いかがでしょうか? これまでのCASEツールやローコード開発ツールでは
コードは簡単にはなるものの

・実際のソースは莫大な量となってしまっている。
・パフォーマンスの低下を犠牲にしている。
・特殊なローコードのため学習が必要で次世代への引継ぎが困難
・結局は保守も専用のベンダーに頼らざるを得ず高価な保守料を強いられる。

つまりローコードではコード記述は少なくなるものの
特殊であり重くてパフォーマンスの悪いものばかりでした。
そのため今ではその数は少なくなっており、むしろネィティブな
RPGやCOBOLでの開発に戻っています。

しかし開発中の次世代のパネル・グループによる開発ツールでは

・QUERYのような操作だけのノーコードで開発可能
・パフォーマンスがDSPF+RPG/COBOLに勝る
・複雑なロジックもイベント駆動としてRPG/COBOLで組込みが可能。
・オブジェクト指向でイベント駆動型のシンプル構造

つまりi5/OSがやっているのと同じ構造のアプリケーションを
作るわけですから伝統的なDSPF+RPG/COBOLに勝るのは当然のとと
言えます。簡単になるというだけでは意味がなく
簡単だけでなくそれまでの手作りのアプリケーションより優れているということで
初めて魅力的な製品であると言うことができます。

まさかDSPF+RPG/COBOLより優れたアプリケーションがQUERYのような
簡単な操作で実現できるとは誰も考えつかなかったことでしょう。

これには長い間の研究開発の歴史と技術の蓄積の成果です。
次期新製品にどうぞご期待ください。

― 新しい技術はいつもオフィスクアトロから ―