Visual PANEL-WORKER開発経過(3)

次期新製品ノーコード開発ツールである
Visual PANEL-WORKER(=ビジュアル・パネルワーカー)の
Web画面をご紹介します。

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■ パネル・グループの Web表示は縦・横の制限なし

Visual PANEL-WORKERによるアプリケーションの例をご紹介します。

例えば次のような5250エミュレータで表示した画面があるとします。

                           受注の入力                                   変更    
  受注№   00001                                                                
                                                              受注日  2018/07/27
  得意先コード  0001  新日本興産株式会社　　　　　　          納期    2018/08/31
                                                                                
  受注区分  01  売上              処理区分  02  来勘     担当者  0001  鈴木     
                                                                                
  №   商品コード    商品名                  受注数      単価      受注金額     
 0001 TH-29GF10   カラーＴＶ画王ＢＳ２９         1      220,001     220,001     
 0002 NV-SX10     ビデオ画王                     2      115,000     230,000     
 0003 NV-F850     音声録画ビデオ                 3      140,000     420,000     
 0004 NV-HK1      歌えるビデオ                   4       90,000     360,000     
 0005 NV-BS30S    目次ビデオ                     5      165,000     825,000     
 0006                                                                           
 0007                                                                           
 0008                                                                           
 0009                                                                           
 0010                                                                           
                                                                        終わり  
                                                                       
 F3= 終了       F4= プロンプト   F5= 活動状況     F10= 更新        F11= 切替え    
 F13= 出力待ち行列                                F12= 前画面                   

この画面はまだ右方向に続きのデータがありますが 24*80の制限のためにF11キーを押して表示しなければなりません。
しかし同じ適用業務を Visual PANEL-WORKERで生成したHTMLで表示すると次のようになります。

[Visual PANEL-WORKER生成のHTML ]

[解説]

これはWebフェーシングではなくVisual PANEL-WORKERが生成したHTML画面です。
5250では表示できなかった右端の現在庫数と手配数も表示されていることにご注目ください。
縦方向にも5250では10行表示であったものが15行表示に拡張されています。
しかもデザイン・ビューもWebフェーシングなどでは得られないスタイリッシュなデザインに仕上がっています。

このようにパネル・グループのアプリケーションでは横方向および縦方向の制限はありません。
見ておわかりのようにこの画面表示は明らかに24*80の大きさを超えています。
80桁をオーバーするパネル・グループのアプリケーションは5250エミュレータ上での
実行はF11キーによって横方向にスライドさせて表示しますが
HTML上で表示されるパネル・グループのアプリケーションは横方向の制限はなく
すべての項目が同時に表示されます。
また縦方向にしてもHTML上での表示行数も拡張されています。
何行まで表示するかはあなたの自由です。
つまり初めから画面サイズの制約はないのです。パネル・グループは
HTMLと同じようなタグ言語ですから行・桁位置の指定はなく
従って画面サイズの制約を受けることもありません。
IBMは30年以上も前に今の現代を予測するかのような斬新な設計を施していたのです。
しかしそれはIBM社内で利用するに留まっていました。
i5/OSだけがこのパネル・グループで作成されていたからです。
それをIBMユーザーでもi5/OSと同じように利用できるようにしたのが
今回のVisual PANEL-WORKERなのです。
このように

パネル・グループ(UIM)アプリケーションでは

縦・横方向の制限はありません。

このことが㈱オフィスクアトロがパネル・グループ(UIM)による開発にこだわる理由のひとつです。

■ 根本的に初めからWeb表示

これまでのIBM iにのWeb表示と言えば数多くの手法が20年以上にわたって
多くのベンダーによって提案されてきました。

JavaやPHPなどの特殊な言語を使っての難しいWeb化は普及しませんでした。
最近の趣向はやはり簡単なWebフェーシングです。
Webフェーシングはそれまでの既存のソフトウェア資産を再利用するという点で
評価されますが根本的なWeb化ではなく5250ストリームをWebに変換するという
やや間接的な手法です。

しかしVisual PANEL-WORKERによるパネル・グループ(UIM)アプリケーションでは
パネル・グループ(UIM)と互換性のあるHTMLインターフェースが同時に生成されます。

つまり初めからインターフェースがHTMLなのです。
Visual PANEL-WORKERはパネル・グループだけでなくHTMLも同時に生成します。
初めからWebで動作するように設計されている初めての製品です。
これが「Visual」と銘打っている理由です。

■ ノーコードで開発できてそれでいてWeb化

　Visual PANEL-WORKERがい生成するパネル・グループ(UIM)アプリケーションは

・ノーコードで開発できて

・RPG/COBOLで開発した適用業務を上回るWeb化の実現

があります。
簡単にできるからそれなりのものではなくそれ以上のものができるのです。

ここにパネル・グループ(UIM)による開発をお勧めする強い理由があります。
ぜひノーコードで開発できる Visual PANEL-WORKER をご検討ください。

次回はデザイン面でのエンド・ユーザーの満足を得るオプションについて
ご紹介します。
Visual PANEL-WORKERの生成するアプリケーションはRPG/COBOLで開発する
デザインをはるかに超えた魅力的なインターフェースを提供致します。
次回の発表にもどうぞご期待ください。