SpoolライターVer5.0 OntheWeb機能で
Basic認証でのサイン・アウトの対策が
追加されました。

OntheWebはSpoolライターVer5.0を代表する機能のひとつでWRKOUTQ をブラウザ表示してWeb化した機能として
幅広く利用されています。
ユーザー認証はBasic認証によってIBM iにログインすることが
できますがBasic認証はブラウザによって記憶されてしまうため
ユーザーを変更したい場合は
ブラウザをすべて完全に閉じてしまわなければならないという不便さがありました。
これはBasic認証のRFC規格の仕様であり基本的にはすべてのブラウザを閉じてしまうしかサインアウトも方法はありませんでした。
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しかしお客さまの不便さを解消するために Chorome と MS-Edge にだけ有効となりサインアウトできる対策をこの度追加致しました。
残念ながらこれ以外のブラウザでは効果がないため
これ以外のブラウザではサインアウト機能は非表示となりますがChrome とEdge をご利用のお客さまには効果があります。
▼サインアウト
①OntheWebでログインすると右上のユーザー名とサインアウトのボタンが表示されます。
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②サインアウトのボタンを押してサインアウトすると別のユーザーでのログインが可能になります。
③Chorome と Edge以外のブラウザではサインアウト・ボタンは表示されません。
▼OntheWebのユーザー利用
OntheWebの有効な利用方法をご紹介します。
GO SPOOLWTR/LICENCE でオプション41.製品オプション処理(WRKSPLOPT)
WRKSPLOPT 製品オプション処理 状況 : オプションを入力して、実行キーを押してください。 1= 選択 ON 2= 解除 OFF 現在の OPT 追加オプション 状況 説明 MYSELF 表示 *ON ON にすると自分のスプールだけを表示 編集後の SPLF *OFF ON にすると編集済み SPLF は削除します 日本語フォント *OFF ON は日本語フォント追加 =*YES が初期値 EXCEL ダウンロード *ON OFF は旧 EXCEL ダウンロードが利用可能 CSV 変換 *OFF ON は新 CSV 変換が利用可能
[解説]
上記のように MYSELF表示のオプションを *ON に変更して頂くと
OntheWebにはユーザーが実行したOUTQとスプールに限定されて表示するようになり
他の人が実行したスプールは表示されなくなります。
このように MYSELF表示=*ONにすると実用的な運用が可能になりますのでお試しください。
スプールをブラウザで参照できるのはSpoolライターVer5.0だけです。
■ サインアウト機能のご希望は
SpoolライターVer5.0のユーザー様でサインアウト機能ご希望のお客さまは 弊社保守サービス担当までお問い合わせください。