サポート情報

Basic認証サインアウトを追加

掲載日:2025/05/27

SpoolライターVer5.0 OntheWeb機能で
Basic認証でのサイン・アウトの対策が
追加されました。

OntheWebSpoolライターVer5.0を代表する機能のひとつでWRKOUTQ をブラウザ表示してWeb化した機能として
幅広く利用されています。
ユーザー認証はBasic認証によってIBM iにログインすることが
できますがBasic認証はブラウザによって記憶されてしまうため
ユーザーを変更したい場合は
ブラウザをすべて完全に閉じてしまわなければならないという不便さがありました。

これはBasic認証のRFC規格の仕様であり基本的にはすべてのブラウザを閉じてしまうしかサインアウトも方法はありませんでした。

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しかしお客さまの不便さを解消するために ChoromeMS-Edge にだけ有効となりサインアウトできる対策をこの度追加致しました。
残念ながらこれ以外のブラウザでは効果がないため
これ以外のブラウザではサインアウト機能は非表示となりますがChromeEdge をご利用のお客さまには効果があります。

▼サインアウト

①OntheWebでログインすると右上のユーザー名とサインアウトのボタンが表示されます。
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②サインアウトのボタンを押してサインアウトすると別のユーザーでのログインが可能になります。

③Chorome と Edge以外のブラウザではサインアウト・ボタンは表示されません

▼OntheWebのユーザー利用

OntheWebの有効な利用方法をご紹介します。

GO SPOOLWTR/LICENCE でオプション41.製品オプション処理(WRKSPLOPT)

WRKSPLOPT                    製品オプション処理                               
                                                      状況 :                  
オプションを入力して、実行キーを押してください。                              
  1= 選択 ON   2= 解除 OFF                                                    
                                                                              
                              現在の                                          
OPT    追加オプション          状況      説明                                 
       MYSELF 表示             *ON      ON にすると自分のスプールだけを表示   
       編集後の SPLF           *OFF     ON にすると編集済み SPLF は削除します 
       日本語フォント          *OFF     ON は日本語フォント追加 =*YES が初期値
      EXCEL ダウンロード       *ON      OFF は旧 EXCEL ダウンロードが利用可能 
      CSV 変換                 *OFF     ON  は新 CSV 変換が利用可能           

[解説]

上記のように MYSELF表示のオプションを *ON に変更して頂くと
OntheWebにはユーザーが実行したOUTQとスプールに限定されて表示するようになり
他の人が実行したスプールは表示されなくなります。
このように MYSELF表示=*ONにすると実用的な運用が可能になりますのでお試しください。

スプールをブラウザで参照できるのはSpoolライターVer5.0だけです。

■ サインアウト機能のご希望は

SpoolライターVer5.0のユーザー様でサインアウト機能ご希望のお客さまは 弊社保守サービス担当までお問い合わせください。

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