Ver7.6ではいくつかのライセンス・プログラムが
廃止されているのをご存知ですか?
OS Ver7.6では
ライセンス | 状況 |
---|---|
DFU | 実行はできるが作成と変更は不可 |
SDA | 廃止。使用不可 |
CGU | 廃止。使用不可 |
RLU | 廃止。使用不可 |
GDDM | 廃止。使用不可 |
になっていますが
これは日本のIBMユーザーにとって大変驚きのはずです。
ただしGDDMはグラフィック・サポートですが
GDDMで表示できる表示装置は日本では発売されていませんので
使用されているお客さまもいないものと推測します。
しかしSDA, CGUおよびRLUの廃止は日本国内ユーザーにとって
大きな問題です。
そこで(株)オフィスクアトロでは
解析の結果、これらのユーティリティ・ライセンス・プログラムを日本語環境で再現の上、実行させることに成功致しました。
そしてIBMがどのように廃止しているのかを解析した上で
将来にわたるSEUとPDMの対応も追加しました。
将来もしIBMがSEUやPDMを廃止したとしても今までどおりにお使いになれます。
(1) DFU
既存のDFUは実行可能であるが新規作成や変更はできなくなりました。
しかしこれはIBMのミスでありVer7.5でもこの問題が発覚しておりPTFが公開されています。
ただし将来DFUが廃止された場合でも使用できるように対応しました。
(2)SDA
SDAは完全に廃止されてSTRSDAでSDA開始メニューすら表示されなくなりました。
画面の開発/修正やメニューの保守にSDAをお使いのお客さまは多かったのではないでしょうか?
そこで(株)オフィスクアトロの改訂によって
日本語環境で STRSDAとそのサブ・メニューの機能もすべて完全動作するように復活させました。
(3)CGU
日本の半数以上のIBMユーザーヘはやおはり外字をお使いのようです。
特に単位などの表現に業界によっては外字は必須です。
無くなってはならない外字を(株)オフィスクアトロの改訂によって復活させてこれまで同様に外字も使用することができるようになりました。
(4) RLU
印刷設計ユーティリティ(RLU)を使っているユーザーは多くはありませんがそれでも多くのIBMユーザー様の中には「なくては困る」という方もおられるはずです。
廃止したというRLUも(株)オフィスクアトロの改訂によって元通りに復活させました。
(5) SEU
SEU(=Source Entry Utility)は現在、廃止にはなっていませんが
将来廃止となった場合でも使えるように対応を追加しました。
RDiもありますのでもしSEUが廃止されることになれば
SEUで慣れ親しんで開発してこられた開発者にとっては
大きな問題になりますので今のうちに対応を追加しました。
これでもしSEUがなくなったら?という心配が解消されました。
(6) PDM
PDM(=STRPDM)は現在、廃止にはなっていませんが
将来廃止となった場合でも使えるように対応を追加しました。
PDMを使わない人はいないくらいなくなれば
大変困ることになります。
もしPDMが無くなっても復活して今までどおりお使いになれる
ようにしました。
・動作するオブジェクトはIBM オブジェクトそのものですので
これまで通りヘルプや操作も含めて全く同じにご使用して
頂くことができます。
・IBMオブジェクトを損傷したり変更したりしてはいませんので
ライランスに抵触することなく安心してご利用して
頂くことができます。
・廃止されたのはインターフェースだけですので
オブジェクトはこれまで通りにご使用頂くことができます。
・この。モジュームは「Ver7.6 アクチュエータ」として
AutoWebのオプションとして別売致します。
しかしこの機能だけを別売することはありません。
これは弊社のお客さまのための対応ですので
パッケージの部分販売は固くお断り申し上げます。
・モジュールはオプション販売となりますので
追加の保守料は必要にはなりません。
保守料もすべてAutoWebの使用料金に含まれます。
最初のご契約以降、AutoWebの契約が続く限り
追加費用なしでご使用頂けます。
■ 技術ショート・セミナーでお見せ致します
今回のライセンス・プログラムの復活の様子は来る10月16日(木)開催の技術ショート・セミナーの最後にご覧頂くことができます。
残席わずかに残っていますのでお申込みはこちらからどうぞ。