第72回 技術ショート・セミナー

第72回 技術ショート・セミナー

IBM i のオープン化 セミナー

技術ショート・セミナーのご案内

弊社製品の特別な機能だけに絞ってご説明するショート・セミナーを
オンラインで開催させて頂きます。
技術ショート・セミナーは毎回、ひとつの技術テーマにだけ絞って
ご説明するもので初めてのお客様および弊社製品の保守ユーザー様が
対象となります。
同じ内容のセミナーは行いません。一回限りとなりますので
お見逃しのないようにお申し込みください。

第72回技術ショート・セミナーは「 IBM i のオープン化」です

IT業界の趨勢はオープン化に向かっています。
しかしオープン化とはいったい何なのでしょうか?
迫り来るオープン化の波への知識と対策と
オープン化開発言語の実際をわかりやすく解説します。

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(第1部) オープン化とは

(第2部) なぜオープン化が必要なのか

(第3部) 古典的開発言語とオープン系開発言語のちがい

(第4部) ウォーター・フォール型(RPG/COBOL)

(第5部) イベント駆動型開発言語(Java/Python)とは

(第6部) それではオープン系言語がいいのか?

(第7部) オープン系も頓挫

(第8部) 成功するオープン化への道

(第9部) Pythonとは

(第10部) Python.400 の紹介

(まとめ)

… ㈱オフィスクアトロで日本国内のIBMユーザーのレベル・アップを
目指して弊社で知りえた情報や技術のノウハウをすべて公開しています。
製品だけでなくお客さまの技術向上のお役に立てればと
考えております。
今後とも技術ショート・セミナーをどうぞご活用ください。

定員は 45 名様までです。お早目にお申し込みください
技術ショート・セミナーへのお申し込みは下記からどうぞ
開催地 / 開催日 概要 申込み状況 参加費
【 WEBセミナー 】
第72回 技術ショート・セミナー

第72回技術ショート・セミナーは「IBM i のオープン化」です

IT業界の趨勢はオープン化に向かっています。
しかしオープン化とはいったい何なのでしょうか?
迫り来るオープン化の波への知識と対策と
オープン化開発言語の実際をわかりやすく解説します。

(第1部) オープン化とは

・オープン系開発言語で開発すること
  ・UNIXやWindowsに替えるという意味ではない。

(第2部) なぜオープン化が必要なのか

  ・深刻な人手不足と後継者問題
・事業継続の問題とソフトウェア資産の継承
・開発者不足と後継者育成問題
  ・外注コストを低減して内製主導へ移行
・時代の趨勢はオープン系の言語に

(第3部) 古典的開発言語とオープン系開発言語のちがい

RPG/COBOL ……. ウォーターフォール型

Java/Python ….. イベント駆動型
VC++,VB, PHP

(第4部) ウォーター・フォール型(RPG/COBOL)

– すべての流れを条件毎に記述する。
  ・すべての起こりうる処理を想定して
盛り込まねばならない。
・すべての操作をまとめて書く思考力が
続かない。
・大量の記述になりやすい。
・経験と技術力が必要。
  ・今では若い技術者が混乱する

(第5部) イベント駆動型開発言語(Java/Python)とは

・最初に画面だけを出力して終了
・ボタンを押すなどのエンド・ユーザー操作
(=これをイベントという) 毎に関数を書く
・短い思考と単純な記述に分断されている。
  ・初心者でも書きやすい。

(第6部) それではオープン系言語がいいのか?

  - MicrosoftはJavaからVisualJ++を作って
ユーティリティ・クラスを提供しようとした。
・SunMicroはJavaの汎用性を阻害するものとして
MicrosoftへのJavaの供給を停止
・結果としてJavaの汎用性は保持されたが
ユーザーによって使い方が分かれてしまった。
・Javaはわかってもその会社のクラスがわからないと
開発できない。
・結果は Javaのライフサイクルはわずか5年。
・SunMicroの消滅(オラクルに吸収)
・Javaの有償化(IBMユーザーは無償)

(第7部) オープン系も頓挫

・IBMiではOSがやっていたことを手作りの必要あり
・オープン系の開発効率の悪さ
[例] JSP & Servlet
      出力したい結果のHTMLを作ってから
それを出力するJSP & Servletを作る開発効率の悪さ

  [例]すべてのクラスを自社開発
クラスを自社開発するのでJavaを知っているだけでは
開発できない。

・小さなプログラムは簡単にできるが
大規模な高い品質のアプリを作るのは難しい
( IBM iユーザーのアプリは高度で難しい )
・IBM iからオープンへの移行は
10年以上かかるのも珍しくない
  ・その結果多くの裁判事例がある
  ・富士通もUNIXから撤退->IBMへ集中

(第8部) 成功するオープン化への道

  ・IBM iで当たり前であったことが
オープン系では使えない。
・大規模データの扱いはオープン系では困難。
(=>これがオープン化が失敗する理由のひとつ)
・現在の社内ソフトウェア資産を
そのまま生かして徐々にオープン化
  ・データ・ベース資産もそのまま継承する
・RPG/COBOLから脱却してオープン系言語で
開発を移行

(第9部) Pythonとは

・開発者人口がJavaを抜いて最も多い
・専門学校や大学で最初に教えるのがJavaではなく
Pythonである
  ・インタプリタで最初に翻訳してから実行するので
JavaやVBAなどより速く実行できる。
  ・Web開発と実行が非常にカンタンでHTTPサーバーが
不要である。
・オブジェクト指向なのでRPG/COBOLと連携可能

(第10部) Python.400 の紹介

  ・(株)オフィスクアトロの次期新製品
・DSPF/WEB開発の両方をPythonで開発
・RPG/COBOLとの連携が可能
・RPGの1/10程度の少ないコーディング
・5250/Webの基本アプリをWizardで自動生成
・ブラウザ・ベースのSEUで開発

(まとめ)

  ・IBM iのオープン化は必要で避けられない
・しかしオープン化の失敗事例は多い
・段階的に徐々にオープン化するのが成功の道
・これからの時代はPython

… ㈱オフィスクアトロで日本国内のIBMユーザーのレベル・アップを
目指して弊社で知りえた情報や技術のノウハウをすべて公開しています。
製品だけでなくお客さまの技術向上のお役に立てればと
考えております。
今後とも技術ショート・セミナーをどうぞうご活用ください。


 
2025年06月19日(木)
定員45名(残席6名)
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