COBOLエンジン 仕様

  • COBOLエンジンは「サービス・モジュール(CBLENGINE *SRVPGM)」として提供され、
    ILE-COBOL からバインドすることによって、その機能を利用することができます。

  • 導入済みのEnterpriseServer Ver 3.0 に COBOLER's select を
    PC側とiSeries400側に導入することによってWebWizard はCOBOL-CGI の生成が
    可能になります。
    WebWizard は COBOLER's select が導入済みであることを検知して、
    COBOL生成を可能にします。

  • WebWizard によって生成される COBOL-CGI は COBOLエンジンをバインドします。

  • 既存のCOBOL適用業務をCOBOLエンジンをバインドすることによってCGIに
    移行することができます。
    そのときは別名の COBOLにして移行することをお勧め致します。

  • データ・ベースやCOBOLが内部記述であってもCOBOLエンジンを使用することは
    できますが、WebWizardによる生成対象はDDS外部記述によるデータ・ベースに
    限られます。

[提供プロシージャー機能一覧]

入出力
ADDHTML 任意のHTML行を追加挿入
ADDREPORT REPORT文の追加(複数行の繰り返し)
CGIPARM 標準入力からの項目値の取得
CLOSEHTML HTML テンプレートのクローズ
HTMLWRITE HTML テンプレートの出力
OPENHTML HTML テンプレートのオープン
REPORTOUT 最後のREPORT文までを出力
SETFLD HTMLテンプレートへの値の埋め込み
SETFLD2 編集を伴うHTMLテンプレートへの値の埋め込み
コントロール制御
ADDCOMBO コンボボックスへのデータ追加
CHKRADIO ラジオ・ボタンの選択
SELECTCMB コンボボックスの初期値の選択
ファイル制御
DLTOVR ファイル一時変更の解除
OVRDBF ファイルの一時変更
機密保護
LOGIN 仮想ログイン・ユーザーの開始
LOGOFF 仮想ログイン・ユーザーの終了
例外処理
SNDERRMSG エラー・メッセージの表示

[ディバッグ機能]

STRCGIDBG コマンドによる対話型ディバッグをサポート。
WEBブラウザを使用せず、System i エミュレータでのディバッグが可能