IBM iには IBMのオープン・ソース・プロジェクトによって
OS Ver7.1~7.4 までプレ・インストールされていた経緯があります。
その後 Pythonが専用インストーラ: yum を公開したために
OS Ver7.5以降ではプレインストールはなくなりましたが
OS Ver7.5以降も導入すればPythonを使うことはできます。
IBMのオープン・ソース・プロジェクトの一環として各OSバージョンで
Pythonがプレ・インストールされている場合があります。
※ Ver7.4 では /QOpenSys/pkgs/が一般のユーザー・パスとして登録されていませんのでPythonが導入されていたとしても一般ユーザーからはアクセスすることができません。
このためPythonのインストーラはVer7.4ユーザーにはすべてのユーザーに共通なPROFILEを導入時に追加します。
製品: Python.400 と Pythonインタプリタは別々の処理として導入することができます。
どちらもGO LICPGM 上にIBMソフトウェア・プロダクトと同じように表示され、使用期限日が設定されています。
試供版は導入後から14日間の試用期間で満了となります。
製品版もサブスクライブ契約であるため期限日が設定されています。
製品版は
(指定製造番号 + システム名)
がライセンスとして付与されています。
Python 3.6.8 はPythonの 64bitの最新モジュールです。
以前の 32bit の Python 3.4.6では日本語の文字化けがありましたがPython 3.6.8 では日本語も正しく表示されます。
どちらのモジュールも満了日を過ぎると自動消滅します。
明示的にモジュールを削除するにはGO LICPGMの「4=削除」オプションによって削除することができます。