Excelサーバー製品仕様

仕様詳細

使用可能データベース

DDS原始またはSQL生成による外部記述のDB2/400データベースで、タイプ *PF、*LFまたは
*DDMFであるもの
(S36型式のデータベースはご利用になれません。)

最大レコード長

3,000 バイト

索引キーの最大長

2000 バイト

索引キーの最大数

120 個 (順序指定可能な個数)

結合ファイルの最大数

32 個

列の最大数

256 列 (Excelの制限に準拠)

行の最大数

65535 行 (見出し行を含む。Excelの制限に準拠)

実行可能なSQL文の最大長

5000 バイト

DB2/400 の文字コード(CCSID)

65535/5026/5035/37 (5026/5035 以外は英小文字優先)

ファイル結合
最大結合ファイル数32 個
索引キーのないファイルへの結合
部分文字列での結合
複合キーでの結合
1対1対応でない結合
タイプの異なる項目での結合不可 (タイプ変換の必要あり)
レコードの選択

ひとつの項目に対して最大50項目までの指定可能

=等しい
<>等しくない
>より大
<より小
>=以上
<=以下
LIKE文字列検索
NLIKE文字列背反検索
LIST候補検索
NLIST候補背反検索
分類と集約
分類および集約指定の最大数120 個
昇順または降順の指定
集約指定の特記事項数字項目をSUM指定(集約),
その他の項目はMAX値
特殊文字使用による制限

○ ・・・ ダウンロード可能
× ・・・ ダウンロード不可

特殊文字ライブラリーファイルフィールド
$××
\××
#
.
_
1ライブラリー中のファイル最大数

制限はありません(i5/OSに準拠)が、パフォーマンスのためには参照用のライブラリーを設定する
ことをお勧めします。

表示から除外されるライブラリー
  • 名前の先頭文字が文字「Q」で始まるライブラリーは表示されない。
    ただし、QTR, QTE, QUATTRO, QS36F で始まるものは表示する。
  • #CGULIB, #DFULIB, #DSULIB, #LIBRARY, #RPGLIB, #SDALIB, #SEULIB を除外する。
    (表示されない)
  • WRKPNLAUT によって 4 = 使用禁止に設定されているライブラリーは表示されない。
PCメモリーによる制約

少なくともダウンロードする対象データベースサイズと同じサイズのメモリーをPCRAM上に確保できる
スペースと、その他作業に必要なメモリー確保できるサイズが必要です。

旧バージョンとの混在について

IBM iサーバー側を Ver 5.1 にリリース・アップしておけば、各クライアントPC に Ver 5.1 と
旧バージョンのExcelサーバーが混在していても構いません。

同じひとつのPCクライアントで Ver 5.1 と旧バージョンの混在
既存のExcelブックの使用
(ダウンロード)
新規のExcelブック不可(新規作成は Ver 5.1 のみになります。)

機密保護

ライブラリーの機密保護の設定は IBM i側よりコマンド WRKPNLAUT によって行ないます。

その他の留意事項

ライブラリー、データベースの変更の影響

ライブラリーやデータベースの増減や名前の変更は F5キー を押すことで反映されます。
保管済みのExcelブックへの再ダウンロード時には、変更のあったフィールドはExcel work1の
値でなく、常に最新のデータベースのフィールド属性が反映されます。
Excelブックに保管済みのフィールドが最新のデータベースに既にないときは無視されます。
( 0またはブランクになります)

PCローカル情報

ChicagoはPCローカル情報をクライアントPCに保管します。

ローカル情報とは IBM iへのアクセス時間を短縮するためにライブラリーやファイルの情報を、
一時的に保管したファイルのことです。

ローカル情報は C:¥Panel-Worker Chicago¥private フォルダー内にユーザーが操作する都度、
ローカル情報を意図的に削除してもかまいません。
次回の操作によって再び必要なローカル情報が作成されるからです。

ローカル情報の種類を以下に挙げます。

AS400LIB.dirライブラリー一覧表
MYLIB_F.dirライブラリーMYLIB のファイル一覧表
MYFILE_MYLIB.fldライブラリーMYLIB のファイルMYFILE のレコード様式
MYFILE_MYLIB.acpライブラリーMYLIB のファイルMYFILE のアクセス・パス情報
IBM i

ライブラリーQUSRTEMPにライブラリー一覧表をユーザースペース LIBINFO(*USRSPC)として
保管します。

通信

通信の種類TCP/IP または CPI-C (SNA) を選択可
LAN 回線上での通信TCP/IP または CPI-C (SNA) を選択可
TCP/IP と CPI-Cの混在
二芯同軸ケーブル経由での通信CPI-C(SNA)のみ
CPI-C(SNA) での前提PCOMM または ClientAccess による SNA接続 が確立されていること
TCP/IP での前提PCOMM および ClientAceess も必要なし

ライセンス

IBM iサーバー単位での製造番号別のライセンス付与

(S/Nの異なるIBM iでの動作は不可)

クライアント数の制限

個別契約による許可ライセンス数の同時アクセス数をカウント

配布媒体

CD-R

導入ライブラリー

i5/OS | V3R7M0 ~ V5R4M0 , Ver6.1 ~ Ver7.5
ライブラリーPANELWKR
サイズ約6.6MB

必要システム/使用環境

Standard版
ExcelバージョンExcel
32bit版(*)
Excel
64bit版(*)
Excel 2007 for Windows PC
Excel 2010 for Windows PC
Excel 2013 for Windows PC
Excel 2016 for Windows PC
Excel 2019 for Windows PC
Excel 2021 for Windows PC
Excel for Mac OS
Microsoft 365 (Windows PCアプリ版)
Microsoft 365 (Mac OSアプリ版 / Web版 / モバイル版)
Professional版
ExcelバージョンExcel
32bit版(*)
Excel
64bit版(*)
Excel 2007 for Windows PC
Excel 2010 for Windows PC
Excel 2013 for Windows PC
Excel 2016 for Windows PC
Excel 2019 for Windows PC
Excel 2021 for Windows PC
Excel for Mac OS
Microsoft 365 (Windows PCアプリ版)
Microsoft 365 (Mac OSアプリ版 / Web版 / モバイル版)

(*) Excelのビット数。Excelインストール時に32bit版/64bit版のどちらを選択したかを示しています。
Windows の32bit版/64bit版とは関係ありません。
(例えば、Windows 64bit版にExcel 32bit版をインストールすることも可能です。)

OS
WindowsバージョンWindows
32bit版
Windows
64bit版
Windows 7
Windows 8.1
Windows 10
Windows 11

これらの表で〇になっている環境でも、MicrosoftがサポートしていないWindows + Excelの組み合わせについては、
Chicagoのサポート対象外となります。

クライアント
CPUPentium II 300MHz以上(Pentium III 850MHz推奨)
メモリー128MB(256MB以上を推奨)
ハードディスク80MB以上の空き容量が必要
外部装置CD-ROMドライブ、マウス
通信 TCP/IPおよびFTP、あるいはCPI-CによってIBM iと通信可能であること
なおCPI-C(SNA)接続を使用する場合は、
IBM PersonalCommunication V4.11 以上で SNA接続が設定されているか、
IBM ClientAccess/iSeriesAccess でSNA接続可能なもののいずれかが
必要となります。
サーバー
IBM i
i5/OS
RISC:V3R7M0-V5R4M0 , Ver6.1 ~ Ver7.5
一次または二次に日本語環境を含むこと
対象データ・ベース DDS外部記述(S/36データ・ベースを除く)およびSQL作成の
データ・ベースで物理ファイル、論理ファイルおよびDDMファイル
TCP/IPユーティリティ、FTPユーティリティ(TCP/IP接続の場合)

価格

Standard Edition(スタンダード版)

基本パック : 1サーバー5クライアント 380,000円+年間保守料金 108,000円

※ クライアント数に応じた追加料金については、営業担当にお問い合わせください。