調査/解析

10. ライブラリー QTEMP 表示 (DSPQTEMP)

ライブラリー QTEMP 表示 (DSPQTEMP)は
活動中のSPOOL-WRITER サーバーの子プロセス(SPOOLW_EGN) の
QTEMP 内の情報を表示することができます。

【説明】

SPOOL-WRITER サーバーを HTTPサーバーとして利用するときに
CGI が一時的に作成したファイルや*LDA などのオブジェクトの内容を知りたいときがあります。
子プロセス(SPOOLW_EGN) の QTEMP は他のジョブの QTEMP ですが
DSPQTEMP を使うと表示することができます。

1. 活動ジョブを表示する
サーバー管理メニュー(GO SERVER) で 「F5= 活動状況」を押してサーバーの活動ジョブ全体を表示します。
2.調べるジョブ名をコピーする。
下記のようにし調べる対象となるジョブのジョブ名、ユーザー名、ジョブ番号をコピーします。
3.ライブラリー QTEMP 表示 (DSPQTEMP) を起動して張り付ける
貼り付けボタンを押すと簡単にジョブ名、ユーザー名、ジョブ番号を貼り付けることができます。
4.内容や属性を表示する。
「5= 全属性または内容の表示」や「8= 保守属性の表示」を選択すると、
そのオブジェクトの内容や属性を表示することができます。
内容を表示することができるオブジェクトは次のとおりです。
ファイル(*FILE, PF または LF) QUERY/400 によって内容を表示
データ・エリア(*DTAARA) DSPDTAARA によって内容を表示

DSPQTEMP が表示できるのは SPOOL-WRITER サーバーの QTEMP であり、
すべての QTEMP を表示できるわけではありません。
これは DSPQTEMP が 子プロセス(SPOOLW_EGN)に対して
QTEMP 情報を要求する割り込みシグナルを送って
子プロセス(SPOOLW_EGN)が、それに応えているからです。