通信の設定

TCP/IP で通信を行うときには通信を開始する前に IBM i 側では
TCP/IPのサーバーとなるJOBを待機 させておく必要があります。
また TCP/IPそのものも STRTCP コマンドによって TCP/IPが可能なように
開始させておく必要があります。

TCP/IPのサーバーとなるJOBのことを サーバー・デーモン と呼びます。

TCP/IPサーバー・デーモンの開始(STRSPLSVR)

Spool ライターのTCP/IPサーバー・デーモンを開始させるには
ライブラリー SPOOLWTRSTRSPLSVR コマンドを使用します。

STRSPLSVR によるサーバー・デーモンの開始

最も簡単な開始の方法は

SPOOLWTR/STRSPLSVR + (実行キー)

による方法です。

STRSPLSVR コマンドを例えば

CRTDUPOBJ STRSPLSVR FROMLIB(SPOOLWTR) OBJTYPE(*CMD) TOLIB(QGPL)

のようにしてライブラリー QGPL などに複製しておけば、 単に

STRSPLSVR + (実行キー)

だけで済みます。

なお SPLSVR の終了コマンドは、ENDSPLSVR です。