ブラウザの表示が桁ずれするのは?
Spool ライターに表示されているスプールを「開く」処理は、
そのPCで起動されるテキストエディタの機能に依存するため、
桁ずれが発生する可能性があります。
例えば、ワードパット等で固定ピッチフォント が デフォルトでない場合、
スプールの内容によっては 表示されるデータの桁位置が多少ずれる場合があります。
テキスト形式で保存したスプールを ワードパッドで開く場合も同様です。
この場合、プロポーショナルフォント から
固定ピッチフォント に変更すれば桁ずれはなくなります。
PDF の外字が表示されない ?
「 外字参照の登録 」 を正しく設定したのに PDF化したときに外字が表示されない、という質問があります。
「 外字参照の登録 」 は Windows PC の外字と IBM i の外字を関連づける機能であり
これによって IBM i からダウンロードされた印刷スプールの外字も正しいイメージで表示されることになります。
しかし PDF の場合は Windows の外字を参照するのではなく
IBM i 側で登録されている「 PDF外字テーブル( QUSRTEMP/PDFTBL ) 」を参照して
外字のビットマップ・イメージを直接、PDF の内部に埋め込みます。
従ってPDF の外字表現に必要であるのは Windows の外字ではなく
IBM i に登録されているPDF 外字テーブルです。
Spoolライターの導入直後には CRTPDFTBL コマンド
または On the Web の 「 外字参照の登録 」 をクリックして
「 PDF外字テーブルへの登録 」 ボタンによってPDF外字テーブルを作成しておいてください。

PDF 化の場合、PDF 外字テーブル( QUSRTEMP/PDFTBL ) に登録されている
外字のBMP イメージが直接、PDF 内部に埋め込まれます。
従って作成されたPDF の外字は外字が登録されていないPC でも 表示/印刷 することができます。
このため外字を含む印刷スプールを PDF化するには、
予め PDF外字テーブルを作成しておく必要があります。
PDF 外字テーブルの作成方法はこちらで。