IBM i から直接印刷。

the WINDOWSライター

the WINDOWSライターとはIBM i の初めての直接印刷ソリューションです。

Windowsドライバですべてのプリンタに直接印刷
さらにLPRのプリンタなら直接プリンタに印刷できます。
IBM iからすべてのASCIIプリンタに直接、印刷できるようになりました。
Windows10問題、Java有償化問題、PDT移行問題を解決
これらの問題を一挙に解決します。
3つの新しい印刷方式
社内の事情や目的に合わせて3つの印刷方式から選択することができます。
the WINDOWSライターとは IBM iからすべてのネットワーク・プリンタへの直接印刷を可能にする初めてのソリューションです。

3つの新しい印刷方式について社内の事情や目的に合わせて3つの印刷方式から選択することができます。

GDI印刷

IBM i のSCS印刷ストリームをMicrosoft仕様のスプール(MS-EMF)に変換して共有プリンタ通信(SMB)でWindowsプリンタ・ドライバに送信して印刷します。
Windowsドライバのあるすべてのプリンタで印刷することができるようになります。

※ SMB対応のプリンタであれば直接プリンタに印刷することもできます

PDT印刷

プリンタ・セッションで利用していたすべてのプリンタ定義テーブル(PDT)をそのまま生かしてプリンタ・メーカー適合のストリームでプリンタ・ドライバに送信して印刷します。既存の業務を活かすことができます。

LPR印刷

前者のPDT印刷をLPRで送信すれば直接プリンタだけで印刷することができるようになります。
Windowsの介在さえ必要ありません。

※ SMB対応のプリンタであれば SMBで直接プリンタに印刷することもできます

直接印刷を可能にした5つのテクノロジーIBM iからの直接印刷を実現するための基礎基盤となったのが次に紹介する5つの先進的なテクノロジーです。

TELNET通信

TELNET通信プロトコルによってIBM iのSCS印刷スプールを取得します。

IBM iスプールをMicrosoft仕様のスプールに変換

IBM i のSCS印刷ストリームをMicrosoft仕様のスプール型式(MS-EMF)に変換します。( Microsoft公開仕様による変換 )

プリンタ定義テーブル(PDT)による印刷

プリンタ定義テーブル(PDT)をIBM iのIFSに配置するだけでこれまでのPDT印刷を継承することができます。
IBM i内部ではサポートされていないJIS変換も実現しました。

Microsoft仕様の通信プロトコル(SMB)で共有サーバーと通信

Microsoft仕様の通信(SMB)でWindows共有サーバーにスプールを転送してWindowsのプリンタ・ドライバを使って印刷します。

LPR通信プロトコルによって直接プリンタにスプールを配信

LPR(=Line Printer Daemon Protocol) および LPD(=Line Printer Daemon)とはUNIXのプリンタ制御のためのプロトコル(通信手順)です。
㈱オフィスクアトロでは早くからSpoolライターVer5.0で LPRの実績を積んで既に多くのお客様にご利用頂いています。
LPDをサポートしているプリンタであればIBM iからLPRを使って直接、印刷スプールを送ることができます。

機能と利点IBM iからすべてのプリンタに印刷が可能であるということはお客様にとって大きな利益となります。

プリンタ・ドライバのあるすべてのプリンタに印刷が可能 !!

プリンタ・ドライバのあるプリンタやドライバがなくてもLPR対応ならどのようなプリンタにでも印刷することができます。

Windows10問題、Java有償化問題を一気に解決。

Windows PCには何も導入しませんので Windowsバージョンに影響されません。すべてはIBM i側だけでJavaも使用しませんのでJava有償化問題には永遠に無関係となります。

PDT移行問題も解決。

IBM ACSではPDT移行のトラブルで多くのお客様を悩ましていましたが今までのPDTさらにPDFもそのままIFSに配置するだけで利用することができます。
PDTが使える製品も5250エミュレータ以外では初めてです。

コスパと品質に優れたプリンタを自由に選ぶことができます。

世界中のどのようなプリンタでもWINDOWSライターによってIBM iのプリンタとすることができます。一般の家庭用の安価なプリンタから高速レーザー・プリンタや複合機、果ては特殊なラベル印刷プリンタまであらゆるプリンタに印刷することができます。

既存のTELNET印刷装置記述をそのまま利用。

プリンタ・セッションとしてこれまで使用してきたTELNET印刷記述をそのまま利用して新しいWINDOWSライターの装置とすることができます。

すべてのi5/OSでの動作保証(i5/OS Ver6.1~7.4)

弊社では製品の品質保証のためIBM iを Ver6.1~7.4まで実機で社内で保有して実機テストで検証しています。

APW印刷罫線および倍角印字に対応。

輸入製品では苦手なAPW印刷罫線や倍角印字も国産製品のWINDOWSライターだから当然サポートしています。

外字印刷にも対応。配布の必要なし。

(PDFでない)通常の印刷であってもすべての印刷方式で外字もビット・マップ・イメージで埋め込まれて印刷されますので外字をクライアントに配布する必要がありません。

用紙サイズ、方向、トレイ、両面印刷、フォントの選択など細かな指定が可能。

GDI印刷であれば複合機の機能を存分に生かして印刷することができます。もちろんPDTの記述もプリンタに反映されます。

フォント・サイズ自動調整印刷機能(GDi印刷)

印刷量を用紙サイズいっぱいに適切なフォント・サイズを自動的に算出して 印刷します。
同じ印刷スプールであっても表現力のある印刷結果が得られます。

国際言語(英語、中国簡体字、繁体字、韓国語)対応(GDi)

Unicodeによる印刷により国際言語への対応が容易です。

サブ・スクリプション方式でコスパなお支払い

初期費用もなくお使いになるときだけのお支払いのサブ・スグリプション方式の納得の無駄のないコスパに優れたお支払いです。

クライアント数やモデルの制約もなし

これまでのIBM i製品にありがちなモデル比例やクライアント数による追加費用もありません。

仕様・動作環境など

動作環境

  • IBM i
    • IBM i i5/OS Ver6.1~7.4
    • 5761TC1 IBM TCP/IP CONNECTIVITY UTILITIES FOR I5/OS
  • Windows
    • Ver7, 8, 8.1 および 10 + Windowsプリンタ・ドライバ
    • ただし LPR接続のときは Windowsは不要
  • プリンタ
    • 各種プリンタ・ドライバ適合プリンタ
    • LPDサポート ブリンタ (LPRを使用する場合)
    • PDF印刷サポート・プリンタ(PDFを印刷する場合のみ)

通信プロトコル

  • TCP/IP通信
  • Microsoft SMB(=Server Message Block)
  • LPR(=UNIX Line Printer Daemon Protocol)およびLPD

プリンタ定義テーブル仕様

  • PDTオブジェクト・テーブル(*.PDT)およびPDFソース・ファイル(*.PDF)の両方をサポートしています。

印刷スプール仕様

  • 対象スプール: IBM i SCS印刷ストリーム(AFPには対応していません)
  • APW印刷罫線および倍角印字に対応
  • 外字印刷をサポート。
  • 最大サイズ : テラ・スペース最大 2GB ( 2147483408 バイト )まで対応
    • (最大ヒープ・サイズ16MBの125倍相当)
  • SCS印刷ストリームおよびMS-EMFはどちらも最大2GBまで対応
  • すべての実行モジュールおよびプログラムは *TERASPACE 対応済み。
  • GDi印刷は国際言語(英語、中国簡体字、繁体字、韓国語)に対応済み。(Unicode CCSID:1202 (UTF16LB))

ライセンス

  • ㈱オフィスクアトロと使用者との直接契約のみ。
  • IBM i S/N(=Serial Number) + LPARシステム名 の組合せにライセンスを年間単位で付与
  • IBM i Model による依存性なし
  • クライアント数、ユーザー数による制限、制約なし
  • SCS印刷ストリームおよびMS-EMFはどちらも最大2GBまで対応
  • 年間単位の使用料金制による契約
    • ...年間単位でのライセンス発行による。契約延長のない場合はライセンス期限超過により製品は自動消滅します。