従来グラフの表示では、グラフの描画にVMLという描画機能を利用していましたが、
Internet Explorer(以下IE)のバージョン10以降ではVMLを使用することができません。
IE9以降にはVMLに代わるものとしてW3C標準のSVGが実装されています。
IE10以降ではSVGを使わないとグラフ表示ができなくなります。
まず、下記のコンボボックスを選択して動作を確認してください。
グラフを
で表示
※ご使用のブラウザは です。
SVGとはScalable Vector Graphicsの略称です。
VML同様にWebブラウザ上に線や円などのベクトル図形を表示するためのXMLベースのタグ言語で、
W3Cによって開発されて標準化され、IE(9以降)のみならず多くのブラウザで対応しています。
SVGの主な特徴は以下の通りです。
一方、VMLはMicrosoftで独自に開発された言語であるため、IEのみでしか動作しません。
さらに、MicrosoftもIE9でSVG対応に舵を切り、VMLは非推奨となりました(IE10で非対応)。
Webアプリケーションをすべてのブラウザで同様の動作、表示を行うようにする
クロスブラウザ対応は開発業務において必須となりますが、
グラフについてもクロスブラウザ対応を行っていく必要があります。
潟Iフィスクアトロでは、グラフの出力においてもクロスブラウザ対応を進めてまいります。