Web化を公開するということは、必ずしも日本語環境のPCクライアントからのアクセスであるとは限りません。 また、Web化をするのであれば海外からのアクセスを可能にしたい場合もあるでしょう。 さらに同一の海外拠点からのアクセスであっても、日本語Windows や、英語、中国語 でのアクセスが混在している場合も珍しくありません。
このような国際言語対応のために Alaska では、アクセスを要求したブラウザ(Internet Explorer)がどのような言語でアアクセスを要求してきたのかを知ることができます。 要求のあったクライアントの国際言語を識別できれば、その言語にあった HTML を返すことが可能です。
例えばひとつの CGI であっても、英語の場合は英語の HTML を戻し、中国語であれば中国語の HTML を戻すことができます。
RPGエンジン(RPGENGINE5
)には LANGUAGE
プロシージャーが用意されており、これを使用することでブラウザの言語を判別することができます。
実際の動作例として、次のサンプルをご覧下さい。
このサンプルは、ブラウザの言語によって表示する HTML の振り分けを行うサンプルです。
下記の操作方法を読まれたあとで、[実行]ボタン をクリックしてください。
[実行]ボタン をクリックすると初期画面が表示されます。
画面中央の [GO]ボタン を押下したときのブラウザの言語によって、次に表示される HTML が Alaska によって振り分けられます。
ブラウザの言語の変更方法は次をご覧下さい。
※サンプル実行後は、変更した設定を元に戻してください。
ブラウザのメニューから、[ツール]→[インターネットオプション]
を開いて、[全般]タブ 内の [言語]ボタン をクリックします。
[言語の優先順位]が表示されますので、[追加]ボタン をクリックして [言語の追加] を開きます。
表示された中から言語を選択して、[OK]ボタン をクリックすることで言語が追加されます。
サンプルは次の言語に対応しています。
サンプルで動作させる言語以外を選択し、[削除]ボタン をクリックして削除してください。
最後に[OK]ボタン をクリックすると、設定が反映されます。
サンプルを実行して、動作結果をご覧下さい。