IFS管理メニュー

☆導入後の初期設定 1. AS400-NET.USR の共有化を追加 (ADDNETUSR) 2. AS400-NET.USR の共有化を削除 (RMVNETUSR) 3. ネット・サーバーの再起動 (RSTNETSVR) ☆ IFS 管理 11. IFS 処理 (WRKIFS) 12. IFS共有の追加 (ADDIFSSHR) 13. IFS共有の削除 (RMVIFSSHR)

MENUの オプション13 または GO IFS によって、IFS管理メニューを開始することができます。
IFS管理メニューではWindows共有ディレクトリの作成や、IFS上のファイルの編集・表示などを行うことができます。

1. AS400-NET.USR の共有化を追加 (ADDNETUSR)

IFS上の /AS400-NET.USR ディレクトリをWindowsネットワークで共有します。
共有名の初期値は AS400NETUSR です。

Windowsから共有された /AS400-NET.USR ディレクトリに接続するには

\\Q+(IBM i のシステム名)\AS400NETUSR\または
\\(IBM i のIPアドレス)+\AS400NETUSR\

をWindowsエクスプローラのアドレス欄に入力・実行します。

例) システム名が QUATTRO の場合 ・・・ \\QQUATTRO\AS400NETUSR\

共有ディレクトリへの接続時にユーザー名、パスワードが要求される場合は、
使用しているユーザープロフィールのユーザー名とパスワードを入力します。

2. AS400-NET.USR の共有化を削除 (RMVNETUSR)

/AS400-NET.USR ディレクトリのWindows共有設定を削除(解除)します。
ただし /AS400-NET.USR ディレクトリおよびディレクトリ内のファイルは削除されることはありません。
またIFS上の他のディレクトリを共有設定している場合、それらの共有設定についてはそのままで
/AS400-NET.USR ディレクトリのみを共有対象から外します。

3. ネット・サーバーの再起動 (RSTNETSVR)

ネットサーバーを再起動します。
新しい共有を設定したり、既存の共有を削除(解除)したときは必ずネットサーバーを再起動させる
必要があります。

11. IFS 処理 (WRKIFS)

IFS全体を表示して表示/編集を行うことが可能です。

OPT

「2=編集」でメモ帳が起動して編集を行うことができます。
「5=表示」ではファイルの拡張子に対応したアプリケーションが起動します。
なおTYPEがDIR(ディレクトリ)の場合、「5=表示」でそのディレクトリをオープンします。

レベル

階層の深さを表示します。(1、2、3・・・という具合に、数字が大きいほど階層が深くなります。)

オブジェクト

オブジェクトの名称が表示されます。

TYPE

STMF(ストリーム・ファイル)、DIR(ディレクトリ)のいずれかが表示されます。
STMFの場合のみOPT欄の「2=編集」が有効です。

サイズ

オブジェクトのサイズが表示されます。DIR(ディレクトリ)の場合は「(0)」となります。

12. IFS共有の追加 (ADDIFSSHR)

IFS上の 任意のディレクトリをWindowsネットワークで共有します。
ここでの設定内容を反映するには、必ずネットサーバーを再起動させる必要があります。

13. IFS共有の削除 (RMVIFSSHR)

「12=IFS共有の追加」で共有設定を行ったディレクトリの Windows共有設定を削除(解除)します。
ただし該当ディレクトリおよびディレクトリ内のファイルは削除されることはありません。
またIFS上の他のディレクトリを共有設定している場合、それらの共有設定についてはそのまま継続します。
ここでの設定内容を反映するには、必ずネットサーバーを再起動させる必要があります。