ライセンス情報の表示

1. ライセンスの表示 (DSPLIC)

【説明】

Spoolライターのライセンス状況を表示します。
製品の仮想ライセンス(VLIC)を受け取って適用した後には
必ずこのオプションによって正しくライセンスが適用されているかを確認してください。

F5= ライセンス更新 F5キーを押すとインターネット経由で潟Iフィスクアトロのサイトに接続して
期限日を更新することができます。
期限日を更新するには継続の保守料を支払い、
潟Iフィスクアトロより期限日の更新通知を受け取らなければなりません。
保守を更新せずに期限日を過ぎると
Spoolライターの使用は終了してオブジェクトはすべて消滅します。
製品名 製品名とバージョンが表記されます。
正しい表記は「Spool ライター Ver 5.0」です。
ライブラリー Spoolライターのオブジェクトが保管されているライブラリー名です。
正しいライブラリー名は「SPOOLWTR」です。
オブジェクト総数 上記のライブラリー内に含まれているオブジェクトの数を示します。
次の3つの項目がライセンスを意味します。
▼ライセンス番号 仮想ライセンス(VLIC)によって使用を許可されたシリアル番号です。
このシリアル番号は、このSpoolライターが導入されている IBM i の
シリアル番号(製造番号:QSRLNBR) と一致していなければなりません。
この IBM i のシリアル番号は後で表示されています。

※ IBM i のシリアル番号はシステム値 : QSRLNBR の値です。
DSPSYSVAL QSRLNBR +[実行] によってお客様のIBM i のシリアル番号を
調べることができます。
▼システム値 仮想ライセンス(VLIC)によって与えられたシステム名です。
システム名は IBM提供メニュー(例えば GO MAIN)の右上に表示されています。
またシステム値は DSPNETA + [実行] によってお客様の IBM i のシステム値を
知ることができます。

[LPAR区画のライセンスについて]
SpoolライターのライセンスはLPARの区画単位に必要となります。
従ってLPAR区画に導入して運用するときは次のことにご留意ください。

このシステム値が特殊値: *ANY であるときはシステム値が
どのような値であっても許可されることを意味しています。

ただし *ANY では、今、導入されているIBM i が複数のLPAR区画を
保有していてSpoolライターの製品が第2区画以降に導入されている場合は
動作が許されません。
LPAR 区画に導入される場合はライセンス申請書の申請では
必ず導入するLPAR区画のシステム名もあわせて指定ください。

[ライセンスは再発行不可]
一度、ライセンス申請でライセンスが発行されると訂正の理由でライセンスを
再発行することはいかなる理由があってもできませんので、ご注意ください。
またライセンス紛失のためによる同じライセンスの再発行は有償となります。
ライセンス(VLIC)は、このように非常に大切なものですので
お客様の責任において厳重に管理をお願いいたします。
▼期限日 ライセンスの期限日です。SpoolライターVer5.0 からは
ライセンスの期限日は次の保守契約満了日です。
次年度の保守をご継続になると自動的にこの日付は次の保守満了日まで
延長されます。

保守を解約されますと期限日を過ぎた後にはライブラリーSPOOLWTRは
自動消滅して、それ以上ご使用にはなれません。
つまりご使用になるには保守のご継続が必要となります。
Ver5.0 からは保守のご継続が必要になるよう改訂されましたので
ご注意ください。
ライセンス・テキスト 製品ライセンスのテキストが示されてどのIBM i OSバージョンに
対応したものかが表記されています。
表記がお客様のi5/OS バージョンに適合しているかどうかご確認ください。
契約クライアント数 同時接続が許可される契約クライアント数が表示されます。
Ver5.0 以降はすべてフリー・クライアント(クライアント数無制限)に
限定されています。フリー・クライアントの場合は 99999 と表示されます。
国際言語 Ver5.0 からは国際言語に対応致しました。
EUC : 英語
CHS : 中国簡体字
CHT : 中国繁体字
KOR : 韓国
ただし国際言語対応は有償です。詳細は弊社ヘルプ・デスクまで
お問い合わせください。

この IBM i の情報

以降はSpoolライターが今、導入されている、お客様の IBM i の情報です。
前述のライセンス情報に一致しているかご確認ください。

製造番号 この IBM i の製造番号(シリアル番号)です。
製造番号は DSPSYSVAL QSRLNBR + [実行]によっても
確認して頂くことができます。
製造番号は前述のライセンス番号と一致していなければなりません。
システム名 この IBM i のシステム名です。
システム名は DSPNETA + [実行] によっても確認して頂くことができます。
システム名は前述のシステム値が *ANY でありLPAR区画でないか
または *ANY でないときはシステム名がシステム値と
一致していなければなりません。
LPAR区画 LPAR区画があれば LPAR区画の識別番号とLPARの名前が表示されます。

Ver5.0 ライセンスについて

フリー・クライアントのみのご契約です。
Ver5.0 以降はフリー・クライアントのみのご契約を対象としています。
それ以外のご契約の場合は Ver4.0 までとします。この場合はリリース・アップはありません。
以降のリリース・アップはフリー・クライアントのみとなります。
クライアント・モジュールは使用可能です。
Ver5.0 のPCインターフェースはブラウザを使用しますが、
旧バージョンのPCクライアント・モジュールを接続することもできます。
ご使用されるには保守契約が必要です。
保守を解約されますと使用は終了します。
お使う続けるためには保守契約の維持がご必要となります。
LPAR 区画は必ずシステム名を使用してください。
LPAR 区画ではライセンス申請書で必ずLPAR区画のシステム名も合わせて申請してください。
LPAR 区画であるのに指定システム名がないと実行できません。
またライセンスの再発行もできません。ライセンスはLPAR区画単位にお求めください。

2. ライブラリーの表示(DSPLIB)

【説明】

ライブラリー SPOOLWTR の中身を表示します。 ここで注目する必要があるのは

  • ライブラリー内のオブジェクトが存在しているか?
  • 右上に表示される「オブジェクトの数」

です。

導入が失敗であったときはライブラリー SPOOLWTR が存在していないか、
またはオブジェクト数が十分ではありません。
また試供版の期限切れやライセンスが不適切であった場合もオブジェクトは消滅してしまいます。
正しく導入されて稼動しているときは、「オブジェクト数」は正しい値を示しています。
正しいオブジェクト数はリリースによって異なりますので
リリース・ノートを参照してください。

3. SPOOLWTR 最新 PTF 日付の表示(DSPPTF)

【説明】

「最新 PTF 日付の表示」では
ライブラリー SPOOLWTR の中での最新のオブジェクトとその更新日付が表示されます。
潟IフィスクアトロよりPTFを受け取って更新した後、
それが正しく更新されているかを 確認することができます。
PTFを適用した場合、PTFモジュールがほとんどの場合が最新ですから、
最新オブジェクトとして表示されます。